日和日誌|日和(ひより) -器・生活道具-

齊藤十郎さんの工房へ
 

先日伺ってきました齊藤十郎さんの工房です。
日和で取り扱わせて頂いている作り手さんは、沖縄、九州、山陰方面の窯が多く、唯一、車で
日帰りで伺える窯は十郎さんの窯だけです。
本当は作る現場をもっと見なければいけないと思いつつ、仕入れ目的の窯出し直後に伺う事が多く、
なかなか製作過程を見る事が出来ずにいました。

今回は製作過程を見学する事を目的に、十郎さんの窯へ伺い、十郎さんも私がいろいろな工程
を見学出来るよう準備して下さいました。十郎さんありがとうございました。
かれこれ5時間ぐらいですかね〜。見学してたのは。(おしゃべりタイムが1時間ぐらいかな)。




サイズを測りながら、陶土をひと塊にしていきます。
こちらの製作している形は長方皿です。




陶土の塊を何枚かの板の間に挟み、糸で一枚一枚スライスさせていきます。
一枚切る事に板を一枚はずしていきます。(板1枚分が器の厚みなのです。)




新聞紙を水に浸し、スライスした陶土を乾燥させます。




乾燥された陶土にひ杓で化粧掛けをします。





化粧掛後スリップを施し、文様を伸びやかに手掛けていきます。
作り手によって個々に違うようですが、十郎さんは自作のアルミ缶に化粧土を入れています。



平らな状態だと文様が綺麗に見えますが、型に入れて立体的になると、雰囲気がガラリと変わります。



化粧掛け後、この時点ではどの形も平らな状態です。
乾燥させ右写真の素焼きの型に入れて、立体的な器の形になります。
その後、素焼きをして窯から取り出し、最後に釉薬を掛けて本焼きになります。
こういった形で文章にすると、工程が沢山あって大変な作業だと改めて思いますね。



最後に、こちらは薪窯で良く焼かれたお気に入りの一枚。
お店を始める前、4〜5年前から愛用している角皿です。毎日のように使っているのに、
一ヶ所も欠けがなく、良い感じに育っています。
また5年後、10年後、どのように変化してゆくのか楽しみです。












買付の旅 | 2011.10.14 Friday 14:55 | - | -
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